無彩色のインテリアコーディネートと言えば、まずは白と黒のモノトーンを思い浮かべるのではないでしょうか?
モノトーンは、クールでスタイリッシュなイメージがあります。
おしゃれで都会的な雰囲気が好きな人は、おすすめなインテリアコーディネートでしょう。
この記事では、クールなモノトーンインテリアを実現するためのコツを紹介します。

インテリア関連職歴20年(インテリアコーディネーター資格所持)の藤澤ソケリがご案内させていただきます!
モノトーンインテリアコーディネートのコンセプト

カッコイイって言われるインテリアにしたい!(モテたい)

それなら、モノトーンのシンプルインテリアがおすすめ!
無彩色のインテリアコーディネートといえば、やはりモノトーンのクールでモダンなインテリアが定番ではないでしょうか。
なお、モダンとは「現代的」という意味。近代的なイメージと思っていただいて問題ありません。
都会的でシンプル、極力モノを置かないことを心がけてコーディネート。
全体的なポイントとして、暗くなりすぎないようにメインの色をホワイトに決めています。
ブラックは、ソファやTVボードなど大きめな家具にして重厚感をプラス。
さらに、クリアで清潔感のある印象を意識してみました。
TV側アクセントクロスのコーディネートポイントについて

TV側は、アクセントクロスとして縦ボーダーの壁紙を選択してみました。
薄いグレーとホワイトの壁紙なので主張は強くありません。
例えば、アクセントクロスをホワイトとブラックといったコントラストの強いものを選んでしまうと、クリアで爽やかなイメージが壊れてしまいます。
軽やかさを演出したい場合には、避けたほうが無難ですね。
TVボードは、ブラックの凹凸の少ない鏡面仕上げをチョイス。
シンプルなデザインがポイントです。
小物は、グラスといった透明なものと相性がいいですよ。
またモノトーンのコーディネートはどうしても寒々しい印象もあるので、観葉植物をプラスすると少しだけ抜け感が出てきます。
アート側のインテリアコーディネートポイントについて

ブラックの分量が一番多いところは、ソファです。
こちらは、重量感を出したかったのであえてブラックのソファを選びました。
またTVボードやソファ、飾り棚などの造形は直線的なものにしてシャープな印象に。
柔らかさやナチュラルさなどを、一切排除することもポイントでしょう。
色だけではなく、形にも考慮するとまとまりのあるクールモダンなインテリアができあがりますよ。
ただし全てのアイテムが直線ばかりになると、カクカクとした印象になってしまうと感じたので、リビングテーブルはあえて円形をチョイス。
シンプルなデザインなら、曲線のものを選んでも大丈夫です。
ファブリックに関しては、カーテンはドレープ(厚手のカーテン)を付けずにレースのみでクリア感を。
ラグは床がホワイト系フローリングなので、ブラックの分量が多いデザインを選んでみました。
小物のアートは、モノトーンのものにすると部屋の印象に違和感なくマッチしますよ。
アートの量が多めでもうるさく感じません。
さらに、スタンドライトで照らすと素敵な雰囲気に。
飾り棚のポイントとしては、あまりモノを置きすぎず色合いを統一させました。
押さえるべきインテリアのポイント
無彩色クールモダンなインテリアを実現するための重要な点です。
- 床や壁などの内装材は、白系統
- ソファやTVボード、アートなど部分的にブラックをプラス
- 家具デザインは基本的に直線。ただし、ローテーブルなど一部分に曲線は可。
- 鏡面仕上げのものや透明のものと好相性。
- あまり、モノを置かずスッキリとさせる。(一番のポイント)
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