落ち着いた大人の雰囲気がありながらも、どこか個性的なインテリアって素敵ですよね。
ひと味違うインテリアにしたい気持ちわかりますよ。
でも、実際にどうすればいいのか皆目見当もつかないと思っていませんか?
そうだったとしても、心配しなくても大丈夫ですよ。
今回私は、イエローとネイビーブルーのモダンなインテリアを提案します。
明るいイエローと、落ち着いたネイビーブルーの2色を組み合わせたコーディネートです。
パッと見、相反する組み合わせのように見えますが実はすごくマッチします。
こちらの記事を読んでいただくと、コーディネートのポイントがわかり実際のインテリアコーディネートのとき参考になります。

インテリア関連職歴20年(インテリアコーディネーター資格所持)の藤澤ソケリがご案内させていただきます!
イエローとネイビーブルーの組み合わせってアリなのか?

イエローとブルーって正反対な色だと思うけど?

確かに。同じ要素は少ないわ。
だからこそ、個性的なインテリアができるの。
イエローとネイビーブルーは、全くの正反対な印象がありますよね。
明るく元気なイエローと落ち着いたネイビーブルーという色のイメージがありませんか?
実はイエローとブルーの組み合わせというのは、スウェーデンの国旗などもあり意外にも見かけることが多いでしょう。
ちなみに、スウェーデン発祥のリーズナブルな某インテリアショップのロゴもそうですよね。
イエローとブルーは対象色相配色と呼ばれ、共通する色みを見出すことができず変化の大きさを感じやすい配色といえます。
かなりインパクトを感じる組み合わせということですね。
軽快さと落ち着き感の両方を楽しめるインテリアコーディネートと言えるでしょう。
趣の異なった個性的なインテリアって、面白みがありますよね。
明るいイエローとネイビーブルーのカラーコーディネートポイント

今回のインテリアコーディネートでは、明るいイエローの一人掛けソファがこの部屋の目を引くポイントです。
全体的に見たとき、イエローの一人掛けソファのインパクトは強いでしょう。
イエローというのは暖色系であり、さらに進出色と呼ばれています。(進出色とは、前に出てくるように見える色)
イエローの特性上、置いているだけでアクセントになる色と言えます。
カラーコーディネートの注意点として、とり入れる分量(イエロー)を間違えるとうるさく見えることも。
とくに今回は落ち着きとシックな雰囲気をつけ加えたかったので、イエローをとり入れる分量には気を配りました。
とり入れる際の注意点としては、とりあえず一つのアイテムからコーディネートしてみること。
ひとつイエローアイテムを加えたら、一度全体的に部屋を見渡してみましょう。
スマートフォンなどで写真を撮って確認することもおすすめ。
部屋の全体的なバランスを見るようにしてくださいね。
さらに上記と同時にしてほしいことは、ネイビーブルーのアイテムも一緒に考えてほしいということです。
今回は、サイドテーブルをネイビーブルーにしてみました。
さらに、ラグもイエローとブルーの組み合わせになっていますね。
イエローの一人掛けソファとネイビーブルーのサイドテーブル、そのうえラグの効果もありお互いに引き立てあっているように見えませんか?
なおコーディネートポイントですが、イエローアイテムの近くにブルーのものを置いてみてバランスがとれているか確認してくださいね。
イエローとブルーの組み合わせでオシャレなインテリアにするには?

明るく元気な印象のあるイエローを使いつつ、スマートでおしゃれなインテリアはできないものかと私なりに考えてみました。
そこで、私が提案したいインテリアスタイルは「シンプルモダンスタイル」です。
都会的でサッパリとしており、スタイリッシュな印象をプラスしてコーディネート。
イエローのチェアはフンワリ感があるため、ほかのアイテムをチョイスする場合にはクールで落ち着いたデザインのものと決めていました。
TVボードやソファ、飾り棚などは直線的で癖のないシンプルデザインに。
なおシンプルなデザインの場合、曲線アイテムでもOKです。
私は、ソファ前のサイドテーブルを円形にしてみました。
インテリアコーディネートの考え方として、今回はシンプルなデザインの家具を選択し、できる限り統一感を意識しました。
ただし、いきなりすべて揃えることが不可能な人もいるかと思います。
小さなアイテムでも構わないので、少しずつとり入れてみてくださいね。
押さえるべきインテリアのポイント
イエローとブルーのインテリアコーディネートを実現するための重要な点です。
- イエローとブルーの組み合わせは、意外にもしっくりくる。
- 置いておくだけで、目を引くイエローアイテムをチョイスする。(一番のポイント)
- イエローアイテムとブルーアイテムを近くに配置して様子を見る。
- 部屋全体を見回すか、スマホで画像を撮影してもよい。
- 家具アイテムのフォルムは、シンプルなデザインに。
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