植物が好きな方へ。
もし、可能であればグリーンを多めに飾るインテリアはいかがでしょうか?
植物は育てる楽しみだけではなく、心を癒してくれる気持ちにもなれますよね。
今回は、植物をメインにしたインテリアを提案いたします。
植物を多めに配置して、ナチュラルでありながらも明るく爽やかな印象を大切にしました。
名付けて、植物がいっぱいのボタニカル風インテリアです。
この記事では植物好きのためのボタニカル風インテリアのコツを紹介しています。
植物を使ったインテリアのポイントが掴めるようになります。

インテリア関連職歴20年(インテリアコーディネーター資格所持)の藤澤ソケリが案内させていただきます!
ボタニカル風のインテリアとはどんなもの?

緑いっぱいの、癒しのインテリアに憧れるわ。

観葉植物をメインにしたボタニカルインテリアがおすすめよ。
ボタニカルとは、「植物の」という意味。
インテリアでは、草や花といった植物を部屋に飾って楽しむことが多い印象です。
さらに本物の植物以外にも、植物の模様がプリントされたアイテムを使用していることも。
今回のコーディネートでは、明るくナチュラルで爽やかな雰囲気のインテリアを提案しましょう。
植物の癒し効果に爽やかな雰囲気をプラスすることで、明るく清潔感のあるインテリアを目指します。
こちらを参考にして、植物のある暮らしを試してみてはいかがでしょうか。
ボタニカル風インテリアのカラーコーディネートのポイント

壁や天井、さらに扉などの大きな面積を占めるエリアでは、基本的にホワイトをチョイスすると明るく爽やかな雰囲気になります。
ポイントとしては、ベージュに近いホワイトを選んではいけません。
ベージュに近い色合いを選択してしまうと、ナチュラル感が強くなってしまい爽やかで清潔感のある印象から遠くなってしまいます。
ただし、ホワイトがいいからといって目も覚めるような真っ白もオススメしません。
ホワイトと一言で言っても、アイボリーに近い白を選ぶようにしてくださいね。
床材は、ナチュラルなフローリングで問題ありません。
基本的には、ベースとなる色はシンプルにしましょう。
なお、画像では天井材に梁のような装を施していますが、もちろん無くても大丈夫です。
家具類に関しては、ソファはミントグリーンをチョイス。
水色は、爽やかな雰囲気を演出してくれます。
さらに、ローテーブルやデスクなどはフローリングとの統一感を意識してみました。
またキャビネットに関しては、あえて少し濃いめのブラウンを選択。
少し色が違うアイテムを選ぶと、遊び心と個性がキラリとひかります。
ただし、インテリアアイテムの統一感を無視するとバラバラな印象になってしまうため注意が必要。
何事もバランスが重要です。
なお部屋全体を引き締めるために、ブラックもとり入れてみました。
ブラックはぼんやりした印象の部屋を、引き締める役割があります。
さらに、黒は他の色ともケンカしにくいのでオススメかつ万能な色でしょう。
インテリアアイテムの選び方ポイントはバランス感

今回は、あくまで植物が主役になるため家具類に関しては主張が強くないデザインをチョイスしました。
基本的に、プレーンなデザインでクセのないタイプを選択しています。
ソファの色は爽やかな水色ですが、直線デザインのシンプルなものです。
さらに、ローテーブルや木製チェアも同様にシンプル。
また主役である植物ですが、全体的なバランスを考えて配置しました。
観葉植物の大きさやデザイン、カラーなどを考慮して選びましょう。
植物にも大きな葉っぱやこじんまりした葉っぱ…など、さまざまな植物がありますよね。
植物自体のデザインにも目を向けると良いですね。
さらに、今回はボタニカルな雰囲気をプラスするため植物のアートを飾っています。
もしも植物を育てることが困難ときには、植物デザインのアートや布をチョイスしてみてはいかがでしょうか。
なお、窓際はカーテンではなく木製ブラインドを提案します。
ホワイトのシンプルな木製ブラインドと、植物の相性は良いですね。
ちょっとした、屋外気分を味わえるかもしれません。
ラグに関しては、ホワイト色メインのざっくりとした生地のものをチョイスしてみました。
なお今回のボタニカルインテリアポイントとして、遠目から全体を確認してみましょう。
スマホで撮影してみて、チェックすることもおすすめです。
俯瞰して見ることで、植物の分量バランスが把握できます。
押さえるべきインテリアのポイント
ボタニカルインテリア風が実現するための重要な点です。
・明るく爽やかな印象のインテリアにはホワイトを中心に。
・床や壁などの大きな面積部分はシンプルに。
・家具と床の色は統一感を意識。ただし、部分的に少し色をずらしてもOK。
・引き締める役割としてブラックをチョイス。
・植物は、部屋全体のバランスを考えて配置。
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