ナチュラルインテリアにしたかったのに部屋のフローリングが濃い色だった場合、どのようにしたら良いのか分からなくなったことはありませんか?
思わず途方にくれてしまうことも…
でも、大丈夫です。
濃いフローリングだったとしても、カラーコーディネートを工夫することでナチュラルインテリアは実現可能ですよ。
今回は濃い色のメリットである落ち着き感がありつつも、ナチュラルなインテリアにする方法をご提案しましょう。

インテリア関連職歴20年(インテリアコーディネーター資格所持)の藤澤ソケリが案内させていただきます!
濃いフローリングでも明るめのナチュラル色を使用してもOK

濃いフローリングだった場合、明るいナチュラルなインテリアは無理よね?

そんなことはないわ。もちろん、インテリアのポイントはあるけどね。
濃いフローリングの場合、落ち着いたインテリアにする…というパターンが一番はじめに思い浮かぶのではないでしょうか。
ナチュラルなインテリアとは、なかなか結びつかないようなイメージもありますよね。
一見するとそうですが、実は工夫次第でナチュラルなインテリアは可能です。
重要なポイントは、インテリアアイテムの選び方とコーディネート方法と言えます。
選ぶアイテムやカラーの組み合わせで、インテリアイメージはグンと変化するでしょう。
次項からは、カラーコーディネートとインテリアアイテムの選び方について説明します。
濃いフローリング+ナチュラルなカラーコーディネート方法

ナチュラルなカラーコーディネートでは、明るいベージュを全体的に使用しているパターンは数多くあります。
実際に私のインテリアコーディネートでも、ナチュラルなインテリアでは全体を明るいベージュにしているパターンは多いです。
念のために参考記事を置いておきます。
今回のコーディネートでは、明るいベージュの家具や照明器具、ウッドブラインドなどを同系色にしてみました。
木製家具類を同系色にすることで統一感があり、床が濃い色でも違和感がありません。
ここで注意してもらいことは、木製の色をできる限り似たような色にすること。
いろいろな色合いのベージュが混ざると、全体的にバラバラな印象になります。
さらに、ソファやラグなどブルーを加えたことで爽やかな印象もプラス。
ブルーは鎮静色ということもあり、落ちついた雰囲気の濃いフローリングとも好相性です。
なおイエローのクッションは、インテリアのアクセントになっています。
ナチュラルインテリアのアイテム選択のコツ

インテリアは色合いや形といった視覚だけではなく、触覚や嗅覚など総合的に考慮することが大切です。
嗅覚に関しては、ルームフレグランスや植物のにおいなどがあります。
触覚は、ずばりインテリアアイテムの触り心地でしょう。
今回のナチュラルなインテリアの場合、色合いだけではなくアイテムのフォルムや素材感といったことも重要なポイントです。
ソファは肌で直に感触を感じとる部分なので、レザーではなくファブリックをチョイス。
ファブリックは、触り心地だけではなく視覚的にもナチュラルな雰囲気に最適な素材と言えます。
なおTVボードやローテーブル、二人掛けソファなどのフォルムは、シンプルなデザインを選びました。
シンプルなデザインを選ぶことで、ほかのアイテムともコーディネートしやすいでしょう。
比較的シンプルなデザインが多く部屋にちょっとしたスパイスを加えるため、一人掛けチェアや照明器具はデザイン性が高いものを選んでみました。
部分的にデザイン性の高いアイテムをとり入れると、部屋のアクセントだけではなくオシャレ感もアップするでしょう。
部屋全体を見回したとき何となく野暮ったさを感じるとき、オシャレなアイテムの採用をおすすめします。
押さえるべきインテリアのポイント
濃い色のフローリングでもナチュラルインテリアにする方法です。
- 木製家具の色合いをできる限り統一させる。
- ブルーは濃いフローリングと好相性。
- ナチュラルインテリアは、色だけではなくアイテムのフォルムや素材感も重要。
- ファブリック類(布類)は、ナチュラルインテリアと切っても切れないアイテム。
- シンプルなデザインの家具を選ぶとコーディネートしやすい。
- 全体的に野暮ったさを感じたときには、デザイン性の高いアイテムを部分的に採用。
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